歯列矯正は結婚前にするもの

私は20歳を過ぎてから歯列矯正を始めた。

自分でも遅い方だと思うが、自分でバイトしてできるようになったのでやっとの思いだった。

ずっとしたいと思っていたし、「歯並び汚いのになんで笑うの?」と言い放った昔の同級生のことはずっと忘れない。


あと一回の通院で終わり、そんな矢先だった。


普通矯正の器具をつけ終わると、リテーナーかマウスピースをはめることによって治った歯並びが元に戻ることを防ぐ。

私も当然それをすることになった。


「まあでもあなたの場合は結婚しちゃえば戻っちゃっても構わないからね。」


「普通女性は結婚前に見た目を気にしてするものだから。」


なんでそれを私に押し付けるのか。

悲しさとモヤモヤで頭が追いつかず何も言い返せなかったことが悔しかった。

そもそも結婚願望を意識したこともまだあまりない。大学四年の私はそれよりも、矯正が終わることが就職活動に間に合わなかったことに悔しさを感じているし、そもそもキャリアのために施術したのだ。


なぜ私の歯並びを結婚で諦めなきゃいけないの?深い関係でもない40代男性にそんなこと言われなきゃいけない?


リテーナーの説明も、写真で見たことはあったけど実際に見るのは初めてで少しワクワクした。

そうなんですか〜とふんふん聞いていると、「だいたい小学生の高学年くらいでつける子がクラスに2.3人いるから見たことあるはずなんだ。興味がない子は見てないだけで」

と、またも矯正に対して熱がないでしょう、という非難的な反応。なんのために何十万も自費で払ってると思ってるの?



まあこんな態度取られるのも心当たりがないわけではない。

矯正をつけて半年後、子宮系の病気にかかり、検査や手術の関係から金属は外してほしいと婦人科で言われ、その旨を話し針金を外してもらった。

その間も「そんなことなかなかないんだけどな」とぶつぶつ文句を言われながら外され、すごく不快だった。

病気の方は、場合によっては卵巣を取ることになるかも、と言われ、私はそちらでいっぱいいっぱいだった。


未だにその時のことを持ち出しては「あの時外さなければもっと早く終わってたのになあ」と言われる。

そんなこと私が一番わかっている。


歯医者さんってどこもこんな感じなのかな。

リテーナーから他院で診てもらうこととか出来るのかなあ。


モヤっとしたこと、発散しました。

スミマセン。